今日は何の日?シリーズ!
ペパーミントの日
「はっか(≒はつか)」の語呂合わせと、6月は北海道が爽やかさ感じになることからハッカの爽快感と掛けて「北見ハッカ」としてハッカを特産品のひとつとしている北海道の北見市まちづくり研究会が6月20日に記念日を制定。
北見ハッカは1902(明治35)年から生産が始まっており、全盛期には世界のハッカ市場の約70%を占めるまでに成長した産業でした。
また、例年6月20日前後には「ペパーミント・フェスティバル」などのイベントが開催されております。
健康住宅の日
健康住宅推進協議会が制定しました。
健康住宅というのは、各地域の特徴、気候や風土などに適した設計がなされており、人に優しい住居であることを条件にしています。
また、同協議会では、11月9日を「換気の日」と定めています。
難民の日
国連が2000(平成12)年12月に、それまでの「アフリカ難民の日」を改称して制定。
1974(昭和49)年、「アフリカ統一機構難民条約」が発効しました。
二葉亭四迷の「浮雲」が刊行
1887(明治20)年6月20日、二葉亭四迷著の「浮雲」第一篇が刊行されました。
普段使われているような話し言葉に近い口語体を用いた「言文一致体」で書かれた日本初の小説とされております。
「言文一致体」日常的に用いられている話し言葉に近い口語体を文章として書くこと。
または、会話文中心の文体で構成された内容のもの「浮雲」は全三篇からなる長編小説で、
・文三:主人公
・お勢:従姉妹
・本田:友人
の3人が中心となり、それぞれの移り変わる生活環境やその時々の3人の心情などが中心に描かれております。
二葉亭四迷というペンネーム
ちなみに、「浮雲」は二葉亭四迷が坪内逍遥の著「小説神髄」を読んで納得しなかったことが執筆の動悸とされるも、「浮雲」自体は刊行当初、本の売れ行きを伸ばすために坪内逍遥の本名である「坪内雄蔵」の名を借りて発表していた。
「くたばってしめえ」から「ふたばていしめい」
また、当時はよろしく思われてなかった物書きの職を志した際に、親から「くたばって仕舞え」と言われた、など諸説あります。
NHKホールが開館
1973(昭和48)年6月20日、東京・渋谷区に「NHKホール」が開館しました。
完成自体は前年の11月で、テレビの公開録画等は既に開始されておりましたが、その他の
・各種コンサート
・古典芸能の上演
・講演会
・国際会議
・各種式典
など「多目的の場」として公に使用が開始されたのは、1973(昭和48)年6月20日とされております。
ちなみに、 2019(平成31)年時点で渋谷区にあるNHKホールは二代目で、初代NHKホールは東京都千代田区内幸町のNHK東京放送会館隣(現:日比谷シティ)にありました。
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