気分が落ち込みやすいこの時期の気分転換
湿度が高くてジメジメと鬱陶しい梅雨は、身体が重だるく感じたり、気分が乗らずに沈みがちになりやすくないですか。
こんな時こそ、身体と心をすっきりさせて気持ち良く過ごせるように、ちょっとしたリフレッシュ方法をご紹介します。
湿度が高くてジメジメと鬱陶しい梅雨は、身体が重だるく感じたり、気分が乗らずに沈みがちになりやすくないですか。
こんな時こそ、身体と心をすっきりさせて気持ち良く過ごせるように、ちょっとしたリフレッシュ方法をご紹介します。
1.朝〝アロマ〟で心をシャッキリさせる!
雨の日の朝は、寝起きもスッキリしないという人もいるでしょうか。
東洋医学では、外気の湿度は体の中にも影響を与えるとされています。
水分が停滞して体がむくみやすかったり、気の巡りも悪くなり、心が憂鬱になりやすいと考えられています。
そんな気分の乗らない朝は、アロマで心をリフレッシュしてみましょう。
無気力な気持ちを前向きにさせるローズマリー、ペパーミント、ローズなどのアロマオイルやお香を焚いたり、香りが良いハーブティーを飲んだりして、気分良く1日をスタートしましょう。
2.〝むくみをとる食べ物〟で体をスッキリ!
体の余分な水分を排出してくれるとカリウムが有名ですが、薬膳にも“利水(りすい)”や“利湿(りしつ)”という、むくみをとるための食材があります。
代表的なものとしては、大麦、小豆、はとむぎ、きゅうり、とうもろこし、なす、マンゴー、メロンなどです。
夏が旬の野菜や“瓜”という感じがつくきゅうりやゴーヤ、特に南国で育つ食べ物はこういった効果を持つものが多いのです。
3.飲み物は〝常温〟か〝ホット〟でむくみにくい体に!
胃腸が冷えると機能が低下してしまうため、余計に水分が溜まりやすくなり、体がむくむ原因となります。
冷たい飲み物をゴクゴクと飲みたくなりますが、常温かホットを飲むようにするとむくみにくくなります。
また、体がむくんでいるからといって水分を控える人がいますが、水分を摂らないと循環されないので、むくみは解消されません。
控えるよりも、利尿作用のあるウーロン茶や紅茶、プーアル茶などを摂るといいでしょう。
4.入浴は「発汗作用」のあるものをプラスして!
毎日忙しくて運動をする習慣がない人には、入浴は汗を出せるチャンスの時間です。体を温めることを優先していた冬と違い、むくみが気になるこの季節は、発汗作用がある入浴剤をプラスして、汗を出してみてはいかがでしょう。
エプソムソルトやカプサイシン入りの入浴剤をプラスしたり、高温反復浴で出たり入ったりを繰り返すのも汗をかきやすくなります。ただ、入浴は意外と体力を消耗するので、体調が悪い時に無理しないように気をつけてください。
5.セルライト対策のためにも「マッサージ」を!
日中、立っていたり座っていたりすることで、むくみやすい体の中でも特に下半身が重たく感じませんか?
疲れて何もする気力がない日もありますが、余裕がある時は脚のマッサージをして巡りを良くすることで、むくみも血の巡りもよくしてあげましょう。
体の中の水分が冷えることで代謝が落ち、放っておくと冷えた水分と脂肪が絡まって、セルライトができやすくなってしまいます。
マッサージができない日は、寝る前に足ツボを押すのもオススメです。足裏にはツボがたくさんあって、体全体の機能がアップするだけでなく、全身の血行も良くなります。
寝つきも良くなり、熟睡しやすくなることで、翌朝の目覚めも良くなります。
6.夏こそ注意!「丹田」を冷やさない!
意外と冷える梅雨の始めは“梅雨寒”といわれるほど、朝晩は冷え込みます。夏服を着ていると、電車やオフィスで寒い思いをしている女性もいるのではないでしょうか。
冬の完璧な防寒対策に対し、夏の方が冷えやすいといわれています。それだけ夏に冷え性を訴える人が増えているのです。
体の冷えは心の冷えにもつながります。体を冷やさないように薄手のカーディガン等を羽織ったりひざ掛けで対策するといいでしょう。
内蔵の冷えを防ぐために丹田(たんでん)にカイロを貼っておくのもおススメです。丹田は、おへその下約5cmくらいで、背骨に向かって約5cm内側にあるツボで、力を集める場所です。
手足が冷えていたり、体が重だるく感じる人は、カイロをおへその下に貼ってみてください
体の芯を冷やさないことで、思っている以上に活力が湧いてきますよ。
まとめ
季節ごとに、出やすい体調不良がありますが、梅雨はむくみ対策と、ふさぎ込みやすい心を前向きにする対策で、毎日元気に過ごしてください。グズグズなお天気が続きますが、みなさんが笑顔で過ごせますように(^o^)