言葉から季節を感じよう!
季節を感じるのを五感全てで楽しむのもいいですね!
例えば行楽や食事に、と、お出掛けをした際にふと季節を感じる事があると思います。
そんな時に感じた事を俳句として残すのはいかがでしょうか?
そんな俳句に使う、「秋」の「季語」を紹介いたします。
風を感じよう!
秋というのは新暦の8、9、10月のことです。
季語の調べ方としては下記の方法があります。
季語辞典・季寄せ・歳時記
季語辞典は、まず春夏秋冬でわけられ、それを以下の分類で分けています。
時候・天文・地理ーーー季節の気候や月・星の動き、山野・海のうごき・ようす
植物・動物ーーー季節の植物、動物の行動
生活・行事ーーー衣食住に関すること、農作業や漁仕事、祭りや行事
忌日ーーー文学者を中心とした、いろいろな人の命日を季語として使う
自分が詠みたい情景や心情に合わせた季語の選択が大切ですね。
秋の季語の例
稲妻(いなづま)、稲光、稲の妻、稲の殿、稲つるみ、いなつるび、いなたま
稲妻が光ると畑に実りをもたらす(稲が実る)と考えられていたため「稲の夫(つま)」という意味で「イナヅマ」と呼びのちに「稲妻」と書くようになった。
古代日本語では「夫」も「ツマ」と呼んだのでこうなっている。
秋の山(あきのやま)、秋山、秋嶺(しゅうれい)、秋山家(あきやまが)、秋の峰
秋になり紅葉が進んだ山は大変鮮やかで山道で落ち葉や木のみを拾ったりキノコ狩りなどの楽しみもたくさんあります。
団栗(どんぐり)
クヌギ・ナラ・カシワなど落葉樹の実。
コマややじろべえなどにして遊ぶのも楽しいですよね。
木犀(もくせい)、金木犀、銀木犀
金木犀のハッとするような鮮やかなオレンジ色と特徴のある甘い香りは秋の訪れを感じさせてくれます。
牡丹根分(ぼたんねわけ)、牡丹の根分け、牡丹の接木、牡丹植う
牡丹の根分けを行うこの時期、季語になっています。牡丹自体は夏の季語です。
松手入(まつていれ)
夏の間に伸びたマツを手入れすることを指すのですが手入れするのはマツに限らずこの時期に行う庭仕事全般を指すのだそうです。
季節を楽しむために利用しましょう!
俳句の基本的なルールはとても簡単です。
①5・7・5の17音にする
5・7・5の17音、これが俳句の基本的な形です。
まず、ここで気を付けたいのが「17文字」ではなく声に出して詠んだ時に「17音」のリズムであるということです。
「17音」が俳句の基本的な形なのですが中には17音を超えるものや17音に満たないものもあります。
それは「字余り」「字足らず」といいルール違反ではなく作品の印象を強めるために意図して使うこともあります。
ですが「字余り」「字足らず」を効果的に取り入れた俳句は難易度が高いので俳句初心者の方はまず「5・7・5」を意識して作ることからはじめましょう。
②「季語」を句の中に入れる事
そして「季語」を使います。
「季語」とは、四季のある日本に根付き、愛され、親しまれてきた言葉です。
上記を参考にされてください。
まずは気軽に試してみよう!
散歩して、、、テレビを見て、、、本を読んで、、、
季節を感じることは沢山あると思います。
そんな時に「季語」を思い出してみて「俳句」を作ってみてはいかがでしょうか?
意外な才能が見つかるかもしれませんね♪
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