今日はなんの日シリーズ!
初夢
一般的に、1月2日夜から1月3日朝にかけてみる夢が「初夢」と呼ばれております。
※初夢
近年では
・1月1日の夜〜2日の朝
・(日付は関係なく)その年に初めて見た夢
ともされております。
また、初夢で見た夢によってその年の吉凶を占う風習が室町時代の頃からあり、
※初夢でいい夢を見るには、、、
七福神の乗った宝船の絵に、
永き世の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな
(ながきよのとおのねむりのみなめざめなみのりふねのおとのよきかな)
という回文の歌を書いて、「枕の下に入れて眠る」のが良いのだとか。
※「回分」
頭から読んでも後ろから読んでも、
・出現する文字の順番が変わらない
・言語として意味を成している
文のこと
仮に初夢で悪い夢を見た場合は、起きたら宝船の絵を川に流して縁起直しをするのが良いとされております。
初夢に関連して、、、
一富士二鷹三茄子
初夢に見る夢として縁起がいいと言われている内容の代表として「一富士二鷹三茄子」があります。これは、富士山信仰の強かった江戸時代、古くからある富士山信仰の強かった団体が東京・駒込にあり、活動場所を「駒込富士神社」として祀っていたそう。
その周辺には鷹匠屋敷があり、また当時駒込では茄子が名産だったためそれらを関連付けてできたとする説が有力。
四以降は、、、
・四扇(しおうぎ、よんせん)
・五煙草(ごたばこ)
・六座頭(ろくざとう)
・四そうろう:葬礼
・五せっちん:雪隠、便所
・四に葬式
・五に火事場
などなど、文献によって違いが見られ、地域等によっていろんな続きがあります。
皇室一般参賀
天皇陛下ほか皇族の方々が、皇居宮殿のバルコニーで国民の参賀に応えます。
1925(大正14)年に中止されていましたが、1948(昭和23)年に再開されました。
月ロケットの日
1959(昭和34)年、ソ連が世界初の月ロケット・ルーニク(ルナ)1号の打ち上げに成功しました。
月から6500kmの所を通過して月面を観測した後、太陽の周囲を回る軌道に入り初の人工惑星になりました。
その年2月に打ち上げられた2号は月に命中し、3号は月の裏側の撮影に成功、1966(昭和41)年1月のルナ9号は初めて月面軟着陸に成功しました。
箱根駅伝
学生長距離界最大の駅伝競走で、東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往路5区間、復路5区間の合計10区間・214.7kmで争われます。
関東学生陸上競技連盟(関東陸連)に加盟している関東の大学のうち、昨年の大会で9位までに入った大学と、予選会で勝ちあがった6校の計15校が出場します。
1920(大正9)年に第1回大会が開催され、1956(昭和31)年からは、1月2日に往路、3日に復路を走るようになりました。
書き初め
年が明けて初めて書や絵をかく行事のことで、書き初めで書いたものを、
専門家左義長で燃やす際に、その炎が高く上がると字が上達すると言われております。左義長例年一月十四日に各地で行われる火祭り
ひめはじめ
※ 下記はいづれも「ひめはじめ」と読み、意味するの内容はそれぞれ異なっております。
・姫飯初め:お正月の強飯と逆に、初めて姫飯(=柔らかいご飯)を食べること
・飛馬初め:乗馬初めの日
・女伎初め:衣服を縫い始めるの日
・秘め初め:初めて秘め事や隠し事をする日
・姫糊初め:女性が洗濯を始める日
・姫初め:その年に初めて男女がまぐわうこと
皇室一般参賀
天皇陛下をはじめとした皇族の方々が、皇居宮殿の長和殿ちょうわでんにて国民の参賀にお応えされる御目見得会。
以前は宮内庁庁舎の屋上から天皇陛下一人が民衆に対し手を振るというものでした。
1969(昭和44)年1月2日に行われた一般参賀にて、ベランダに赴いた当時の昭和天皇に対し、パチンコ玉を撃った狙撃事件が発生。
以後、安全面の強化から長和殿ベランダに防弾ガラスを設置し参賀に応えるスタイルになっております。
初売り / 初荷 / 初商
その年の初めての商売を初売り初商(はつあきない)と呼び、初売りや初商のために荷物が出荷されることを初荷(はつに)と呼びます。
以前は1月2日から開始されることが多かったそうですが、近年では業務形態も変わり
・元旦から商いをする店
・1月3日〜4日辺りに初売り
といろいろな形を取っております。
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