赤ちゃんを育てていると、言葉を発する時期が気になりますよね。とくに、月齢が同じくらいの子がしゃべり始めているとうちの子は?と比較してしまったりしちゃいますよね。
赤ちゃんがしゃべってくれるのはいつなのでしょうか?「ママ」と呼んでくれるのをとても楽しみに心待ちにしていることでしょう。ただ、赤ちゃんの言葉の発達は、個人差があるので、しゃべり始める時期は赤ちゃんによってさまざまです。今、ママ達ができることを考えてみましょう。
赤ちゃんが言葉をしゃべるのはいつから?
平均的には1歳前後から
赤ちゃんがおしゃべりを始めるようになる時期は、大体1歳前後といわれています。ただし厚生労働省の調査によると、1歳0ヶ月~1歳1ヶ月の間にしゃべり始めた赤ちゃんは全体の半分の50%という結果があります。
その後、1歳半頃までには約90%の赤ちゃんがおしゃべりを始めるという結果もでています。赤ちゃんがおしゃべりを始める時期の目安は、およそ1歳半ご頃までと考えておくとよいでしょう。
しゃべるのが遅くても大丈夫?
言葉の発達は個人差が大きい
言葉の発達は個人の差が大きく、赤ちゃんによって違います。また、しゃべり始めが遅い場合でも、しゃべり出したら他の子と変わらずに話せるようになります。
小学校に上がる時期には、あまり差がなくなっているということもあるので、まずは見守ってあげましょう。
気になる場合は乳児検診で相談してみよう
言葉が遅いのが気になるような場合は、乳児検診等で相談するとよいでしょう。単語だけも話さなかったり、聞こえにくそうだったりなど、赤ちゃんの様子で気になることがあれば相談してみてください。
赤ちゃんの言葉の発達のためにできること
たくさん話しかけてあげる
赤ちゃんになるべくたくさん話しかけてあげてみてください。赤ちゃんははっきりと言葉がわからなくても、言葉の音を聞くことで少しずつ言葉が理解できるようになります。
例えば『ごはん食べようね』『ねんねしよう』などの短い文章を、ゆっくりとした口調で話しかけてあげるとよいでしょう。たくさんお話しすることで言葉の理解を促し、おしゃりすることにつなげてあげてください。
赤ちゃん同士で遊ばせてみる
赤ちゃん同士で遊ぶことで、おしゃべりが上達する可能性もあります。これは、他の子と関わることで刺激を受けるからと考えられます。子育て支援センターや児童館に連れて行って、他の赤ちゃんと遊ばせてあげましょう。
しゃべる時期を焦らず待ってあげよう
ママやパパがたくさん話しかけてあげることも大切です。心配なことがあったら、検診や子育て支援センターで相談してみてくださいね。
うちでは絵本の読み聞かせ等していなかったからか、3歳過ぎるまでまともにおしゃべりをしませんでした。でも幼稚園へ通うようになり、先生やお友達と過ごすうちに、やたらとおしゃべりするようになりました。
家で出来なくてもあまり気にしないで優しく見守ってあげてください。ママのイライラが子どものストレスになってしまわないように。