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美味しい帆立貝のあの部分って食べられる?オレンジや白のホタテのあの場所、、、あれって何なのだろう?

みんな大好き!!

大きな貝柱にみずみずしい食感、、、
そして濃厚な味わいと皆さん大好きな帆立貝!

でも帆立貝ってどれだけ詳しく知っていますか?
貝柱以外のあの色している場所って食べられるの?あの黒い点々の場所は?意外と知らないのではないのでしょうか?

そして帆立貝の海での役割は何なのでしょう?
特徴的な大きな二枚貝ですがこんな事もできるのです!

帆立貝の詳しい説明!!

「分類」動物界 – 軟体動物門 – 二枚貝綱 – 翼形亜綱 – Pectinoida(イタヤガイ)目 – Pectinoidea(イタヤガイ)上科 – イタヤガイ科 – Chlamydinae亜科 – Fortipectinini族 – Mizuhopecten属(日本海洋データセンターより引用)

「学名」Mizuhopecten yessoensis (Jay, 1857)
「和名」ほたてがい、帆立貝
「英名」Japanese scallop
「別名」ホタテと呼ばれています

イタヤガイ科の二枚貝である「ホタテガイ」は食用の貝としてスーパーなどで普通に売られている身近な食材となります。
料理では貝柱だけを使うことも多く単に「ホタテ」と呼ばれる他に「カイバシラ」はホタテガイの貝柱を指していることが多いです。

ホタテのあそこは食べられるの

「貝柱」

帆立貝の中で最も大きいところです。
二枚貝は通常貝柱が2つあります。
ですが帆立貝の仲間は生まれてしばらく貝柱は2ヶ所あるのですが大きくなると片方が退化し無くなり1つの大きな貝柱になります。
海の中をホタテが泳げるのは大きな貝柱のおかげとなります。
食材としては主にこの貝柱を利用します。

「外套膜」

ヒモと呼ばれている場所です。
貝柱を作るのを助けるための器官です。
コリコリとした食感のヒモは貝柱とは違う美味しさがあります。
加工品としてヒモだけを使った物もあります。
ヒモは捨ててしまっていた人は多いと思いますが是非一度食べてみてください。
塩もみをすると貝柱とはまた違う美味しさに病みつきになってしまうかもしれません、、、

「生殖巣」

ほたて卵などです。
日本の「ホタテ」は雄と雌があります。
白い場合は雄です。
赤い場合は雌です。
産卵期につれて大きく膨らみます。(12~4月)
大根などと煮物にするとほたてのまた違う旨味を楽しめます。

「中腸腺」

ウロと呼ばれています。
人間で例えると「肝臓」「すい臓」のような働きをしています。
「ウロ」は貝毒が蓄積されてます。
貝毒は強い下痢等の症状がでます。
食べないように気をつけてください!
このようにホタテはほとんどの場所が食べられます。
「ウロ」だけは食べないように注意してください。

意外な用途

ホタテは皆さん大好きでたくさん消費されています。
それに伴い殻の扱いが問題になっています。

年間20万トン以上も廃棄されているそうホタテ殻の山ができてしまっているところもあるようです、、、
環境問題に取り組み「チョーク」「ラインマーカー」「肥料」「凍結防止剤」「建築資材」「飼料」「焼成カルシウム」などとし食品添加物や様々な分野で活用されてきています。

ホタテ貝のこと、どれくらい知っていましたか?

いかがでしたか?
食べ物のホタテ貝というと「貝柱」という人が多かったと思います。

ですがホタテ貝はほぼすべてを食べられる貝なのです。
「ウロ」だけは中毒の可能性があるので絶対に食べないように気をつけてください、、、

刺し身やお寿司にしてみずみずしい旨味、、、

殻ごと焼いてぎっしりと詰まった旨味、、、

こんがりと貝柱を焼いて濃厚な旨味、、、

何をしてもホタテ貝は楽しめますね!
それこそラーメンなどのだしに使われていることも多くお世話になっていない人はほぼいないのではないでしょうか?

様々な用途のある魅力的な貝「帆立貝」ですがぜひしっかりと見てみてください。
なにか新しい発見があるかもしれませんね!

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