ボランティアの方々が相次ぎ辞退を表明！？どうなる「東京オリンピック・パラリンピック」

「東京オリンピック、パラリンピック」が半年後に開幕の迫る中で活動していく約８万人以上と言われる「大会ボランティア」より「辞退者」が相次いでいます。
新型コロナウィルスへの不安、延期にて都合が付かなくなったなどが大きな理由となるようです。

大会組織委員会「内部」から「人手不足」へ懸念も出ています。
公式では現時点では「登録者数」の発表して居ないので実態も見えません。

「政府」「組織委」に対して嫌気が差した

ボランティアスタッフとして活動予定のAさんは昨年３月に延期決定直後に辞退をしました。
ボランティアスタッフと今夏から始まる予定の「就職活動」「教育実習」を控えており両立出来るかが不透明だからです。

「スポーツ好で、外国人と交流を持ち自身の英語力を試したかった」とのことから残念な気持ちとのことです。
現在では「オリンピック」の代わりとして「別ボランティア団体」実行委員とし活動を企画しそれを担っています。

同じくBさんのパターンでは「コロナ感染拡大」の深刻化してきた昨年12月に辞退をしました。
医療系の学校で学ぶ家族や高齢の祖母など家族へ心配をかけられずに決断したとのことです。

「以前ではオリンピックボランティアであることが誇らしかったのですがコロナ禍より医療がひっ迫して困窮する人もいる最中に国民から歓迎されるイベントであるのか疑問が生じた」と語っています。

「ボランティア」への感染防止対策は政府により昨年12月公表の中間報告にて「体調管理シートの活用と自己管理」を盛り込まれたのですが「ＰＣＲ検査」は今後の検討とされているようです。
Cさんは「政府や組織委に嫌気が差した、具体的な対策も良くわからない」と語ります。

オンライン授業の続く大学「キャンパスにも行けないなかでオリンピック会場に集まれるのはおかしい」と疑問を呈しています。
安全対策もボランティアへの配慮も足りていない気がしますね、、、

不透明「組織委」ボランティアの登録者数明かさず

オリンピックボランティア」は組織委によって2018年に募集されました。
約２０万人にも及ぶ応募者より約８万人が選ばれたました。

オリンピックでは「総合運営」「競技」「移動」「式典」など役割が多岐にわたり五輪にとってに欠かせない存在なのです。
ある内部の人は「辞退は大会全体で何人かは分からない。だが少なくても数十人規模で辞退者の出た競技もあります。減った分は追加で集めようとしたのですが人数は目標に達して居ないので運営に不安があるのです」と明かしました。

現時点では登録人数を公表しないのに組織委広報部からは「延期後での辞退者は全体から見ればわずかであり運営に支障はない」と話しています。
昨年12月から一部採用者へ活動してもらう競技会場と期間を追加の依頼していますが「人数の補充ではなく、延期に伴う運営計画の見直しのため」と説明した。

動き自体が不透明すぎて何が本当なのかわかりませんね、、、

オリンピックのボランティアとは？

近代的な「オリンピック第１回目」になる「1896年アテネオリンピック」より第11回「1936年ベルリンオリンピック」の間は「兵役」「ボーイスカウト」により「大会運営」が支えられました。
その後は「第二次世界大戦後」開催される「1948年ロンドンオリンピック」より一般からの希望者によって「ボランティア」とし参加できるようになります。

「1992年バルセロナオリンピック」オフィシャルレポート中に「オリンピックボランティア」と正式に定義づけられました。
参加人数は「増加傾向」であり「1984年ロサンゼルスオリンピック」では「約2.8万人」であった「ボランティア」は「2004年アテネオリンピック」には「約4.5万人」となり「2012年ロンドンオリンピック」には「約7万人以上」となり「2016年リオデジャネイロオリンピック」には「約5万人」が参加しました。

ですがボランティア辞退者も多かったようです。
「東京2020オリンピック・パラリンピック」は「11万人」もの「ボランティア」が活躍する予定と言われています。

業務内容は多岐にわたり語学力も必要なのです。
そしてその業務は過酷なものが多く「本当の貢献の精神」がないと務められないものと思われます。

まとめ

コロナウィルスの影響で世界は激変しましたね。
日本も例外ではなく感染の規模はどんどん大きくなってきております。

オリンピックを復興の灯火とするのか？中止して今後の対策をしていくのか？
大きな出来事となるので今後の動向に注目が必要です。

皆さんはオリンピックを開催したほうが良いと思いますか？中止すべきと思いますか？