今日はなんの日シリーズ!
日刊新聞創刊の日
1872(明治5)年、東京初の日刊新聞「東京日日新聞」(毎日新聞)が浅草で創刊されたのが旧暦のこの日です。
東京日日新聞は、世界初の新聞戸別配達を実施し、1911(明治44)年には大阪毎日新聞と合併して全国紙へと踏み出しました。
現存する最古の日刊新聞が創刊
1872(明治5)年2月21日、現存する中で「日本初の日刊新聞」となる「東京日日新聞(現:毎日新聞)」が創刊されました。
日本初の日刊新聞は、1870(明治3)年12月8日に創刊された「横浜毎日新聞」でしたが、後に他社に吸収されており、毎日新聞の前身となった東京日日新聞が、現存する中では最古の日刊紙とされております。
また、毎日新聞では「東京で最初の日刊紙」という表現を使用しております。
国際母語の日
1952(昭和27)年2月21日、当時はパキスタンの一部だったバングラデシュにて、母国語であるベンガル語を公用語として認めるようデモ活動していた市民に警官隊が発砲。
4人の死者を出してしまう事故が起こりました。
バングラデシュではこの出来事を独立運動の中の重要な事件のひとつとして位置づけており、例年2月21日は「言語殉教者の日」として追悼が捧げられております。
また、ユネスコがこの事件にちなんで、二度とこのような悲劇を繰り返さないために、追悼と訓戒の意味合いを込めて、2月21日を「国際母語デー」として国際デーのひとつに制定しております。
英語表記:International Mother Language Day
食糧管理法公布記念日
1942(昭和17)年2月21日に、国民の
・食糧確保
・経済安定
を目的とした「食糧管理法」が公布されたことを受けて制定された記念日。
施行は同年7月1日、1936(昭和11)年頃より続いていた食糧不足に対する諸問題解決のため、政府が食糧の生産・流通・消費にわたって政府が介入して管理するすることで、食料の需要と高騰しがちだった価格を安定させることが目的とされておりました。
ですが、
・米は全量政府管理
・地主、農家による小作米の販売禁止
など、割と厳しいものでした。
後に米の輸入開始に伴い同法律は廃止され、2018(平成30)年時点では、一部内容が主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律
通称「食糧法」
に引き継がれております。
漱石の日
当時の文部省が文豪・夏目漱石に対して、その功績から文学博士の称号を贈る計画が持ち上がりました。
ですが、これを知った漱石自身は「自分に肩書きは必要ない」と一蹴してしまいました。
1911(明治44)年2月21日に、夏目漱石自身が称号付与を辞退する旨の手紙を時の文部省専門学部局長に送ったそうです。
その気概に感銘を受けた有志により後日記念日が制定されました。
ファザー・リニ・ディ
バヌアツ独立運動のリーダーで、初代首相となったウォルター・リニ氏の忌日を偲んで称える日。
※忌日:1999年(平成11)年2月21日
リアーナの日
シンガーソングライター、女優、ファッションモデルとして活躍するバルバドス出身のリアーナ氏が、2008(平成20)年2月21日に文化貢献を称えられ名誉文化大使に任命されたことを受けて、バルバドス政府が記念日に制定。
ピースマークが完成
1958(昭和33)年2月19日、イギリス人アーティストのジェラード・ホルトム氏がデザインした「平和を表すシンボルマーク」である「ピースマーク」が完成しました。
元はイギリスの平和団体が行った「核軍縮キャンペーン」のために制作されたもので、核軍縮を意味する「Nuclear Disarmament」の頭文字を手旗信号で表現したもので、
・N
・D
を重ね合わせて丸で囲んだデザインとなっております。
1960年代に行われていたベトナム戦争への反戦デモの象徴としてこのマークが使用されたのを機に、一気に世界中へと広まっていき、今日では
・平和活動
・反戦運動
などを表現する「世界共通シンボルマーク」として使われております。
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