きちんと掃除しないとドロドロに!?洗濯機の〝柔軟剤投入口“をピカピカにする方法
皆さんは柔軟剤投入口の仕組みをご存知ですか?掃除方法を調べるついでに、仕組みも知る事になったので、皆さまの参考になればと簡単に紹介いたします。
1. 柔軟剤の投入口の仕組みとは?
・洗剤と柔軟剤の投入口は別
洗剤と柔軟剤では入れるタイミングが違うため、別々に投入しなければいけません。
洗剤と同じ投入口に入れたり、洗剤を落とす前に入れたりしたら、柔軟剤の効果がなくなってしまいます。洗剤と柔軟剤の投入口を確認してから投入しよう。
・柔軟剤が自動で投入される仕組みとは
柔軟剤が洗濯機に投入されるのはすすぎの直前です。ドラム式や縦型などの全自動洗濯機では、柔軟剤を投入口に入れておけば、最適なタイミングで投入されます。
洗濯槽の回転の遠心力を利用する投入ケース方式と、給水弁から柔軟剤投入口に水を流して溶かす注水方式の2種類に分かれます。
2. 柔軟剤の投入口はどこにあるの?
ご自宅にある洗濯機を確認してください。
・柔軟剤投入口の場所はさまざま
柔軟剤の投入口には、さまざまなタイプがあります。
縦型の洗濯機は、洗濯機や洗濯槽のフチ、引き出しなどが一般的です。
ドラム式の洗濯機は、操作ボタンの近くに引き出しがあることが多いようです。
引き出し型の洗濯機は、洗剤と柔軟剤の投入口が並んでいることも多いようなので、間違わないように注意しなければいけません。ほとんどが、投入口に柔軟剤と書いてあるので、確認してから投入してください。もし柔軟剤の投入口が判らなければ、説明書や公式ホームページで確認してみてください。
・もし投入口を間違えたら?
間違えて柔軟剤を、洗剤の投入口に入れてしまっても慌てないで!あらためて柔軟剤投入口に入れ直せば大きな問題ではないです。
ただ、柔軟剤用に洗剤を入れてしまうと、すすぎ時に洗剤が入ってしまうので、洗濯物に洗剤が残ってしまいます。なので、間違えて入れてしまった洗剤をしっかり掃除してから、次の洗濯をしてください。
3. 柔軟剤はいつ投入口に入れるの?
洗濯物を洗濯機に入れてスタートボタンを押すと、洗濯物の重さや洗剤等の適量が表示されめす。表示を確認したら洗剤や柔軟剤等を適量入れて、フタをして洗濯が終わるのを待ちます。
・入れるのを忘れたら?
柔軟剤を入れ忘れた場合、一時停止をしてから投入します。ただし、タイプによっては後から柔軟剤投入口からは入れられないので、説明書で確認しておくと安心です。ドラム式以外なら、すすぎの直前に手動で洗濯槽に投入する方法もえります。
4. 柔軟剤投入口の正しい掃除方法
柔軟剤投入口も当然ながら汚れます。カビの原因になったり、柔軟剤が流れにくくなったりするので、きちんと掃除をしましょう。
正しい掃除方法について、タイプ別に解説します。
・取り外せるタイプ
引き出し型などのケースタイプの投入口は、取り外せることが多いです。そのまま丸洗いができるので、正しい方法をチェックしておきましょう。
①柔軟剤投入口を、手前に引き出して取り外す
②柔軟剤投入口を水洗いする
③柔らかい布で拭いて水気をとる
カバーなどの取り外せるパーツがあるときは、外してから掃除をします。隅などの汚れは綿棒を使うと落としやすいです。
・取り外せないタイプ
取り外せないタイプの柔軟剤投入口には、お湯を使用します。ただし、機種によって掃除方法が異なることがあるので、取説であらかじめ確認しておくとよいでしょう。
1.柔軟剤投入口に 40度位のお湯(100ml)を入れて5~10分程放置する
2.洗濯機のメニューを脱水にして3分程運転する
3.さらに3分の脱水を繰り返す
4.柔軟剤投入口やその周りを絞った布で丁寧に拭く
汚れが落ちきらないようなら、もう一度40度のお湯を入れて、3分間ほど脱水します。カビの原因になるので、汚れが残らないように丁寧に掃除をしましょう。
まとめ
柔軟剤投入口の使い方はとても簡単です。
全自動洗濯機なら最初に柔軟剤を入れておけば、タイミング良く投入してくれます。
投入口の場所は機種によりさまざまなので確認が必要です。
汚れて詰まったり、カビが生えるなどのリスクをさけるためには、こまめな掃除が必要です。
投入口のタイプを確認して、適切な方法でお手入れをしてください。