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炊飯器の電気代を節約できる、保温機能、早炊きは?工夫やコツ、便利な機能など

実は炊飯器の電気代が高くなる機能に衝撃

ご飯を2~3回分まとめて炊いておくと、米とぎの手間もなくご飯が食べられるのでとっても楽だなとおもいますよね。

だけど、炊飯器の保温機能ってけっこう電気代がかかるらしいのです。

なので、炊飯器の電気代や節約方法などを調べてみました。

■炊飯器の保温は4時間までが目安

炊飯器の保温の目安は一般的に4時間位が理想的です。8時間以上の保温をするのなら、2回に炊いた方がお得です。

そして長い時間保温するとご飯の風味が・・・なんてことにもなりかねません。

電気代を節約し、おいしい炊き立てご飯を食べたい人はタイマー予約を活用してください。

■保温よりも電子レンジでチンのほうが安い

経済産業省の統計より

炊飯器でご飯(3合)を炊き、残りのご飯(1.5合)を4時間保温したときにかかる電気代は約6円。同様に炊飯して電子レンジで温め直した場合は約5.2円です。 *消費電力は製品によって異なります。〈勝手ながら転載させて頂きました〉

保温が4時間以上になるようならレンチンの方が節約になりそうです。

■意外と電気代がかかる「早炊きコース」

通常の半分の炊飯時間で炊ける「早炊きコース」は時短で便利ですよね。でも、短くなる炊飯時間に対して上がる電気代、、、。

早く炊くために消費電力量が大きくなるために電気代が1円ほど高くなってしまうのです。

どうしようもない時以外は通常炊飯したほうが電気代はかからないです。

■炊飯器の電気代は工夫しだいで節約できる!

1日の電気代はわずかな炊飯器ですが、年単位で考えるととても電気代がかかります。

・保温時間を短く ・上手にタイマー機能を使う

・使っていないときはプラグを抜く

など、工夫次第で節約できます。節約だけではなく省エネという考え方からも、炊飯器の使い方を見直してみるといいですね。

炊飯器の年間消費電力量は81.3kWh、電気代にすると約2,195円

経済産業省の「省エネ性能カタログ2015年冬版」によれば、最も機種の数が多い、IH5.5合以上8合未満の炊飯器の年間消費電力量の平均値は81.3kWh(最大が98.0kWhで最小は70.7kWh)、電気代は約2,195円になります(1kWh当たりの電気代を27円で計算。電気代の計算については以下も同様です)。他の電気製品同様に、年々消費電力量は減少傾向にありますが、IH5.5合以上8合未満の炊飯器の場合、2010年は90.8kWhでしたが、ここ数年の推移を見ると82.9kWh(2012年)、82.1kWh(2013年)、81.3kWh(2014年)とほぼ横ばい状態です。ご使用の機種にもよりますが、極端に古い機種でなければ、近年の機種であればそれほど電気代は大きく変わらないようです。

*炊飯器の年間消費電力量は、炊飯時、保温時、タイマー予約時、待機時、それぞれの消費電力量を測定し、家庭における最大炊飯容量ごとの使用実態をもとに算出して合計しています〈勝手ながら転載させて頂きました〉

保温機能とご飯の冷蔵保存は味にも影響が出る

炊飯器の長時間保温は電気代が高くなるのは先程述べましたが、実はご飯の質も変化します。黄色くなったり硬くなったり、たまに臭いがしてくることもあります。

保温したご飯がおいしく食べられるのは、おおよそ5~6時間が限界と言われています。

そして、冷凍にするとご飯に含まれるデンプン良い形で保たれるのですが、冷蔵にすると保存する温度が高いのでデンプンが変化してしまい食感や味が落ちる原因となります。

電気代の節約しながらご飯の質を保つこを考えると、おすすめなのは冷凍保存です。

しかし、保温機能と冷蔵保存にも便利さなどのメリットはありますので、トータルで考えてみてはいかがでしょうか。