PR

文例、季節の挨拶!生活雑学!前半

季節ごとに違う!

日本には四季があります。
その四季に伴いそれぞれの季節に応じた挨拶があります。
仕事で手紙を送る時に他の人とちょっと差をつけてみませんか?
まずは1月から6月までです。

1月

初春 新春 寒冷 酷寒 厳寒 寒風 厳冬

・書き出し
寒気ことのほか厳しく
三寒四温の候
皆様お元気で新年をお迎えのことと存じます
朝起きるのがつらい季節です
お正月気分は抜けましたか
寒中には珍しく、うららかな日が続いております
例年より寒さが身にこたえております

・結び
今年も幸多い年でありますようお祈り申し上げます
本年も変わらぬお付き合いのほどをお願い申し上げます
寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください

2月

立春 寒明 季冬 余寒 春寒 残寒 残雪

・書き出し
余寒厳しき折から
暦の上ではもう春だというのに
寒さの中にも春の足音が聞こえてきます
陽射しが春めいてまいりました
梅便りが聞こえるこのごろです
花粉症には辛い季節となりました
受験シーズンも終わり、春がまた一歩近付いてまいりました

・結び
春とは名のみの寒さ厳しきこの時節、皆様お元気でお過ごしください
余寒はまだまだ続きそうです、どうぞご自愛のほどを
暖かくなりましたら◯◯◯◯のお手合わせをお願いします

3月

早春 浅春 春暖 春雪 水ぬるむ 山笑う 菜種梅雨

・書き出し
春寒次第にゆるみ
一雨ごとに暖かさがまして
沈丁花がほのかに香るこの頃
桃の節句も過ぎ、すっかり春めいてまいりました
寒さ暑さも彼岸まで、と言うように
桜の花が待ち遠しい毎日です
春眠暁を覚えず、とか申します

・結び
寒さもあと一息です、元気な春を迎えましょう
春とともに皆様の上にも幸せが訪れますようお祈りいたします
日々暖かくなりますが、油断して風邪などお召しになりませぬよう

4月

陽春 桜花 陽炎 暮春 花曇り 花冷え 春風駘蕩

・書き出し
春爛漫の折から
桜の花は今を盛りと咲き誇っております
朧月夜の美しい頃となりました
花の盛りもいつしか過ぎて、葉桜の季節を迎えました
若草が萌えたち春も深まってまいりました
いよいよ潮干狩りの季節となりました
行く春を惜しむこのごろです

・結び
見頃のうちに、お花見にお誘いくださいませ
花冷えの頃は体調を崩しやすいものです、どうぞご自愛のほどを
新しい環境で心機一転、皆さまの幸福をお祈りいたします

5月

新緑 薫風 惜春 暮春 立夏 余花 軽夏 若葉

・書き出し
新緑が目にしみて
青葉若葉のさわやかな季節
風薫る五月となりました
卯の花の香りが貴家の垣根を思い出させます
ゴールデンウィークは楽しく過ごされましたか
初夏の風が心地よく頬をなでてゆきます
夏を思わせる陽ざしに、早くも日陰が恋しいようです

・結び
大空を泳ぐ鯉幟に負けないよう、我々もはりきりましょう
さわやかな季節です、いつにも増して活動的に過ごしてください
梅雨のはしりのように気まぐれな空の下、十分お体にお気を付けください

6月

初夏 向暑 梅雨 麦秋 黄梅 首夏 薄暑 梅雨寒

・書き出し
梅雨空のうっとうしい季節ですが
初蝉の声きく頃
あじさいの花が日ごとの長雨に色づいて
雨の日にはくちなしの花がいっそう芳しく
鮎漁が解禁になりました
学生さんたちの夏服が向暑の季節を告げています
梅雨の晴れ間の青空は、すっかり夏色になりました

・結び
うっとうしい毎日ですが、気持ちだけはさわやかに過ごしましょう
雨の外出もまた風情あるものです、ぜひお出かけください
梅雨寒の時節柄、風邪などお召しにならぬよう、お気を付けください

使ってみよう!

読むだけではダメです!
まずは手紙を出してみましょう。
素敵な手紙を書けるようになりたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました