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今日はなんの日?4月22日の雑学!面白い知識でコミュニケーションを潤滑にしよう!

今日は何の日?シリーズ!

清掃デー

1954(昭和29)年4月22日、それまでの「汚物掃除法」が改正され、「清掃法」が制定されたことを受けて追加された記念日。

汚物掃除法は、主に伝染病の蔓延を防ぐために制定された背景があり、同法によってごみの収集は市町村が担う事務として位置付けられました。

改正された「清掃法」では、ゴミの収集に加えて、汚物の衛生的処理と生活環境の公衆衛生向上も盛り込まれております。

掃除法の制定後となる1960年代の高度経済成長期には、社会発展の代償として、ゴミの大量廃棄問題が顕著化され、1970年代には廃棄汚染が原因となる各種公害問題が浮き彫りになりました。

これらの諸問題に対処すべく、今日では「清掃法」のアップグレード版として「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」が成立し施行されております。

よい夫婦の日

1989(平成元年)年11月に開催された国連総会によって、1994(平成6)年を「国際家族年」とすることが決定したことと、「よ(4)いふ(2)うふ(2)【良い夫婦】」の語呂にちなんで同年に講談社が記念日に制定。

例年、講談社では過去1年間で話題になった著名人夫婦を対象に「よい夫婦の日 ナイス・カップル大賞」を贈呈するイベントが開催されておりました。

ですが、この日とは別に夫婦に関する記念日として、

・夫婦の日:毎月22日
・いい夫婦の日:11月22日
・いい夫妻の日:11月23日

などと混同しがちになることから、2010年頃からはイベントの開催自体が見送られております。

アースデー(地球の日)

1979(昭和45)年4月22日に、アメリカの市民運動指導者デニス・ヘイズ氏が地球全体の環境を守るために行動を起こす日として「Earth Day(アース デイ)」を提唱。

この提唱に呼応して行われた「地球環境破壊に抗議する運動」には全米で約2,000万人以上が参加したとされ、アメリカの環境保護運動の先駆けとなったことから、後日、国連が正式に「国際母なる地球デー」として記念日に制定した国際デーのひとつになっております。

「英語表記:International Mother Earth Day」

ちなみに、日本では「地球の日」「国際マザーアース・デー」とも呼ばれております。

年々深刻化する地球環境問題に対して、例年4月22日を中心とした週末などには世界規模で「地球環境の保護や自然環境改善」を呼びかけるイベントやシンポジウムが開催されております。

鴨長明(かものちょうめい)による『方丈記』が完成

1212年4月22日(旧暦:建暦2年3月30日)、鴨長明によって書かれた随筆集「方丈記」が完成。
「方丈記」の名は鴨長明が晩年に隠居生活をしていた住まいが、一丈四方(=方丈)の庵だったことからその名が付けられたとされております。
また、内容としては当時(鎌倉時代)の世間をよく観察しており、特に庶民寄りの出来事等を中心に記録し、中には長明による人生論や処世術も記されていることなどから文芸的価値も非常に高く、歴史家の間でも当時の世相を知る良文献と位置づけられております。
ちなみに、「方丈記」は「日本三大随筆」のひとつにも数えられております。

※日本三大随筆
・「枕草子」著・清少納言:平安時代
・「方丈記」著・鴨長明:鎌倉時代
・「徒然草」著・吉田(卜部)兼好:鎌倉時代

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