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むくみの解消になる?!旬なとうもろこし、ヒゲも皮も残さず使おう!

とうもろこし

とうもろこしが「むくみ解消」に役立つって知ってた?

 

今日はなんだか身体がちょっとしんどいな…そんな日には、体にやさしいごはんでメンテナンスはいかがでしょう。身近な食材で手軽にできるプチ薬膳メソッドで、体の調子を整えましょう。

・むくみ対策に「とうもろこし」がおすすめ

6月に入ると梅雨もあり、湿気の多い日が増えて、体が重だるく、顔や手足がむくみやすくなりませんか? 空気中に湿気が増えると、人の体にも同じように湿気が溜まりやすくなります。

その結果、体に余分な水分が溜まり、体の重だるさやむくみなど様々な症状が起きやすくなります。

そんな症状を改善するのに役立つのが6月頃から旬を迎えた「とうもろこし」です。

とうもろこしには胃腸の調子を整えて、余分な水分を排出する働きがあります。そのため、食欲不振やむくみの解消などの症状にも効果が期待できます。

そしてとうもろこしのひげは、特にむくみの解消にとても効果があり、「玉米鬚(ぎょくべいじゅ)」という生薬として使われています。

・カリウムを始め栄養素も豊富

むくみの解消に効果があるのは、カリウムがたくさん含まれていることも関係しています。カリウムは体内にあるナトリウムの排出を促す働きがあります。また、ナトリウムは水分を抱え込む性質があるため、水分も一緒に排出されます。その他にも、ビタミンE、B1、C、亜鉛、鉄などのビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。

・とうもろこしはどんな体質にも合う食材

とうもろこしの性質は薬膳では「平性」といって、体を冷やす効果も温める効果もない中間にあたる食材です。多くの国でも主食とされているだけあって、常食しても問題のない食材です。

ですが、食物繊維を豊富に含んでいて消化が悪いため、胃腸の弱い人は食べ過ぎると下痢を起こすことがあるので食べる量には注意しましょう。

・とうもろこしを使ったむくみ対策レシピ3選

とうもろこしは、実だけではなく、軸やひげにも利尿作用があります。ご飯と一緒に炊いたり、スープにする時は、軸やひげも一緒利用するのがむくみ解消のポイントです。

・とうもろこしの軸も一緒に炊き込んで

とうもろこしごはんを炊く時には、軸も一緒に炊き込みましょう。できれば、ひげの部分も、硬い部分は取り除きお茶パックなどに入れて炊き込むと、よりむくみ解消効果が期待できますよ。

☆炊飯器まかせ♪とうもろこしごはん

お米・2合、とうもろこし・1本、白だし・大さじ2、酒・大さじ1、水・目盛りまで

①洗ったお米に、白だし・酒・水を入れて、30分位浸水します。

②皮とヒゲを取ったとうもろこしを炊飯器に入る長さに折ります。

③とうもろこしの実を包丁でこそぎ取る。

④浸水したお米に実と芯をのせ(お茶パックに入れたヒゲも入れて)、スイッチを入れる。

⑤炊き上がったら芯(ヒゲも)を取り除き、全体を混ぜたら出来上がり!

・とうもろこしのひげをお茶に

薬効の高いひげの部分も捨てずにしっかりと活用します。

よく洗い、天日干しにして乾燥させてから、煎るのがポイントです。優しい甘みと香ばしさが飲みやすいお茶です。

☆とうもろこしのひげ&皮でお茶

とうもろこしの皮、ひげ、共に2本分

①とうもろこしの皮とひげをむいたら、天日で乾かします。

②3㎝程度にカットします。

③フライパンで乾煎りします。

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④急須(ポット)に入れて、お湯を注ぐ。

・茹でとうもろこしをミキサーでスープに

スープにすると、たくさんとうもろこしが食べられます。自然な甘みには気(エネルギー)を補う働きがあるので、疲れ気味な時にはおすすめです。

☆旬のとうもろこしで!コーンスープ

とうもろこし・3〜4本、牛乳・400cc位、コンソメ・1ヶ、塩・胡椒・少々

①茹でた(レンジで1本辺り2分目安)とうもろこし、もしくは、生のままでも大丈夫です。

②とうもろこしを半分に折って、縦に持って包丁を当てるように外すと上手にきれいにできます。

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③実を全てミキサーに入れます。牛乳を半分程入れてがぁーっと1分位。

④なめらかになっていなければ、もう少しミキサーを回して。

なめらかになったら鍋にあけて、残りの牛乳、コンソメ、塩、コショウを入れて一煮立ち。

⑤飾りに、パセリや生クリームを乗せたら出来上がり!

牛乳とコンソメは味を見ながら調整してください。

スープを漉すとお店のようななめらかなスープになります。

旬の食材のとうもろこしで、梅雨時のむくみを解消して軽やかに過ごしましょう。ぜひ、ひげや軸まで丸ごと使ってみてくださいね。

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