おいしいブロッコリーの見分け方と保存方法
お弁当の彩りや、料理の副菜に大活躍するブロッコリー。緑黄色野菜の代表選手で、甘みが強く栄養価の高い人気の野菜です。ブロッコリーの旬は、11月から翌3月にかけてで、まさに今が旬のブロッコリーの選び方と保存方法についてまとめてみました。
おいしいブロッコリーの選び方
おいしいブロッコリーのポイントは、『色・花蕾(からい)・茎の切り口』です。
緑色の鮮やかな、キュッとしまっている花蕾のものが新鮮でおいしいブロッコリーです。
花蕾が開いていたり、黄色くなっているようなものは避けてください。
家庭で保存するときも黄色くなってきたら要注意です。すぐに食べましょう。
おいしいポイント
・濃い緑色で艶がある
・よくしまっていて、つぼみが小さい
・花蕾(からい)が大きくこんもりしている
・茎の切り口が新しく、鬆(す)が入ってない
ブロッコリーの保存方法
家で保存する場合は、ポリ袋に入れて「野菜室」で保存します。
冷蔵だと長持ちしないので、長期保存する場合は冷凍しましょう。
冷凍保存するときの秘訣は、『生のまま』です。
小房に切り分けたブロッコリーを、水を入れたボウルで振り洗いしたら、水気を拭き取って冷凍したら、約1ヶ月の保存が可能です。
チェックポイント
・2~3日ならポリ袋に入れて野菜室で保存
・冷凍する場合は、子房と茎に分け、水気を取ってから保存
冬に出現するレアキャラ!紫のブロッコリーは甘くて美味しい
冬場によく見る紫がかったブロッコリー。
これはポリフェノールの1種である〝アントシアニン〟が寒さに当たったものです。
色は珍しいですが、味や品質には問題なく、寒さに当たることで甘みが増し、おいしくなるといわれています。
茹でると鮮やかな緑色に変わるのも、おもしろい特徴です。
ブロッコリーを食べて元気に過ごそう
1年中、いつでも手に入る野菜でも、旬の季節は栄養価も旨みもとても高くなります。
季節の変わり目で、体調を崩しやすいこの時期に、おいしいブロッコリーを食べて健康に過ごしたいですね。
にんにくを常温保存
にんにくの収穫は初夏から夏ですが、長期保存ができるので店頭では一年中見かけます。収穫後のにんにくは、茎を束ねて”風通しの良い日陰”につるしておけば、3カ月ほど持ちます。秋になると、芽が出て風味が落ちるので、その前に食べ切るか、冷蔵・冷凍しましょう。
買ってきたにんにくも、湿気のない風通しの良い場所に置けば、常温でも1カ月ほど保存できます。
にんにくを冷蔵保存
芽が伸びるのを遅らせるには、冷蔵庫のチルド室(0℃前後)に入れるといいです。丸ごと、または粒にして皮付きのまま、キッチンペーパーで1つずつ包み、ポリ袋に入れてチルド室に入れると、2~3カ月ほど保存できます。
薄皮をむいた状態でも冷蔵保存できますが、香りが飛んでしまうので、2週間ほどで使い切ってください。薄皮をむくと、ほかの食材に臭いが移るのでしっかり密閉してください。
にんにくを冷凍保存
にんにくを冷凍すると、長期保存も可能です。粒をほぐして保存袋に入れ、冷凍庫に入れます。薄皮は付けたままの方が風味が長持ちするようです。切ったりすりおろしたりして冷凍もできますが、臭いが移らないようにしっかり密閉しましょう。
長ネギの保存方法
泥付きのネギを保存する場合は、新聞紙で包み、日の当たらない涼しい場所に〝立てて〟おきましょう。深さのあるかごや紙袋に、まとめて入れるのが簡単です。
保存は1カ月間が目安で、表面が少ししなびても、外側の葉の中はみずみずしい状態が保たれています。
冷蔵保存
泥をきれいに洗ったネギや、使い掛けのネギは冷蔵庫で保存します。入らないときは緑と白で切り分け、ぴったりラップで包んで乾燥を防ぎます。冷蔵庫に入れるときも、立てておいた方が鮮度が長持ちします。保存の目安は1週間ほどです。
冷凍保存
長ネギは、使いやすい大きさに切っておけば、冷凍保存も可能です。水気を拭き取ってラップで包み、冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫に入れましょう。保存の目安は1カ月ほどです。