今日はなんの日シリーズ!
シャンソンの日
戦後のシャンソンブームを支え、数々の名曲を生み出した東京・銀座の老舗シャンソン喫茶銀巴里ぎんぱりが、1990(平成2)年12月29日に閉店したとを偲び、後世にも語り継いでいくべき一時代を築いた文化のひとつであるとして記念日を制定。
※シャンソン
フランス語で「歌」という意味。日本では、「フランス語の歌」という意味合いで用いられることが多いです。
銀巴里は、シャンソンを映画程度の料金で聞いてもらいたいとの思いから、コーヒー付き1,800円で長年消費税等も取らず営業を続けておりました。
ですが時代地価高騰には勝てずにお店をたたむことになりました。
銀巴里で行われた最後のショーには、同店で数多くのステージを重ねてきた美輪明宏氏が立ち、銀巴里の最後の幕を飾りました。
現在、跡地となる銀座七丁目9番11号付近には石碑が建てられております。
清水トンネル貫通記念日
1929(昭和4)年12月29日に、上越線の群馬・土合どあい駅〜新潟・土樽つちたる駅を繋ぐ清水トンネルが貫通しました。
開通は、1931(昭和6)年9月1日清水トンネルの開通により、東京〜新潟間の移動距離を約100km弱短縮することに成功。
・コスト
・時間
など多くの面で経済効果をもたらした他、太平洋と日本海を最短で繋ぐ鉄道ルートとして活躍し続けております。
当時日本海側と太平洋側を結ぶルートは乏しく交通路が待望視されていたものの、北アルプス山脈の険しい山々を貫通させること自体が難しく、
・期間:約7年
・人員:延べ240万人
を費やした難工事となりましたが、
・全長:9,702m
は、貫通当時日本最長の鉄道トンネルとして注目を集めました。
※日本最長の鉄道トンネル(2018年時点)
1988(昭和63)年3月13日に開通した青函トンネルで、全長:53.85 km
以後、時代のニーズに合わせるかたちで鉄道ルートが新設され、清水トンネルは、
・清水トンネル
開通:1931(昭和6)年9月1日
用途:上越線・上り専用車線
・新清水トンネル
開通:1967(昭和42)年11月15日
用途:上越線・下り専用車線
・大清水トンネル
開通:1982(昭和57)年9月28日
用途:上越新幹線
の名称で3本のルートそれぞれに通っております。
ちなみに、川端康成の小説『雪国』の冒頭
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
の箇所は、1931(昭和6)年に開通した清水トンネルのことだとされております。
国際生物多様性の日
1994(平成6)年の「生物の多様性に関する条約」締約国会議で制定。国際デーの一つ。
2000(平成12)年から、5月22日に変更されました。
福の日
おせち料理の準備を始める12月と、おせち料理に込められた「福(=ふく=29)」を知ってもらおうとの意味合いから、食品加工業などを展開している株式会社紀文食品が記念日に制定。
おせち料理に選ばれている食材の一部には、
・紅白かまぼこ
:「日の出」のかたち
:紅=めでたさ、喜び
:白=神聖
・伊達巻
:巻物=知の象徴
・錦玉子
:金銀錦を表現
・栗きんとん
:豊かさ、勝負運
・黒豆
:健康、仕事運
・昆布
:「よろこぶ」との言葉遊び、祝辞
・数の子
:子宝、子孫繁栄
などなどの意味があるとされており、多くの「福」が詰まった料理とされております。
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